以前、テレビで放送されていた ザ・ノンフィクション「家を失うとき」。
内容は下記のとおり。
住宅購入は、人生最大の一大イベントであり、もっとも高価な買い物である。もし、購入した住宅やマンションが、何らかの理由で、返済不能に陥り、手放さなければならなくなったら…。
20代半ばで夢のマイホームを手に入れた若い夫婦。ところが、夫は職場の人間関係がうまくいかずにうつ病になり退職。同じ頃、妻は産休に入ったために収入が激減した。
住宅ローンが滞ってしまった若い夫婦は、幼い娘を抱えながらいかに危機を脱するのか…。
40代の男性は、休みを惜しんで働き、空いた時間には病気で働けなくなった両親の世話をしている。
ある日、いつものように世話をしに実家に行ったところ、裁判所から競売通知書が来ているのを見つけて驚いた。
父は10年前から認知症、母は3年前に脳溢血を患い後遺症に苦しんでいる。
両親は地元の金融機関から借り入れ生活費に充てていたものの返済が滞り、担保にしていた自宅が裁判所の競売の対象になった。
両親が40年間暮らした家は手放さずに済むのだろうか…。
率直な感想。
番組で紹介されたご家族、何れの方々も想像力と計画性に欠けているのでは、、と思ってしまいました。
それがリテラシーの欠如にも繋がってしまっているのだと思います。
「自分だけは大丈夫」という意識が高いと物事を安易に決めてしまいがちです。
ネガティブな想定だけでもいけませんが、
あらゆる事態を想定した上で判断をしていたなら、少なくとも「こんなはずじゃなかった…」という後悔だけはしなくて済んだのではないでしょうか。
2013年3月のモラトリアム法 期限切れにより、
住宅ローン破産予備軍は10万世帯ともいわれているようです。
今後は益々グローバル化が進み、より一層過去の常識は通用しなくなります。
長期ローンを組み、家の購入を考えておられる方は、「夢のマイホーム」という甘い言葉に惑わされないよう、あらゆる事態を想定しての決断をしてみてはいかがでしょうか。
ちなみに私は賃貸派です。
こちらの記事も是非ご覧ください。
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